今どきのバイクツーリング
ゴールデンウィークに1年ぶりのバイクツーリングに行ってきました。 近頃めっきりバイクに乗ってないという、元バイカーに向けて、僕の最近のバイクツーリングスタイルを紹介します。
GPSロガーで記録
最近、GPSロガー付きのデジカメを買ったので、さっそく使いました。今回のツーリングでは約470 Kmの行程。これはその一部です。標高データもとれます。峠の起伏が読み取れますね。 写真だけじゃなく、ルートも思い出に残せるなんて素敵じゃないですか。
音声環境
iPhone5付属のイヤホン『EarPods』がバイク乗るときにすごく快適です。
イヤホン着けたままフルフェイスのヘルメットをかぶると、ちょうど首元にコントローラーがくるので、ヘルメットとグローブを付けたまま大抵のiPhone操作ができます。
音量操作、再生/停止、曲スキップ。コントローラーがマイクを兼ねているので、電話を取ることだってできます。バイクで首都高を走りながら、嫁ちゃんと電話で会話出来たのには感動しました。
また、iPhoneアプリ『Google Maps』の音声案内を使えば、全く土地勘のない場所でもいちいち停車して地図を確認することなく、安心して走り続けられます。
ちなみに僕のバイク仲間のヘルメットはもっとスゴイ。
なんと、スピーカー内蔵でBluetoothのコントローラー付き。iPhoneをバックの中にしまったまま、コントロール可能。
ここまでやると最高です。欲しい! 誰かプレゼントしてください。
バイクETC
僕がよくバイク乗っていた当時、バイクのETCはあまり普及しておらず、自分のバイクにもETCを着けていませんでした。長らくバイクに乗っていない方は、バイクETCの便利さをまだ体感していない人も居るのではないでしょうか。
これ恐ろしく便利です。バイクこそETC!
ETCなしの料金所での慌ただしさといったら・・・
まず、ギアをニュートラルに入れて、グローブ外して、財布出して、料金を払って、財布しまって、グローブ着けて、また走りだす。
オマケに走りだしたあとに「あ、ポケットのファスナーをちゃんと締めたかな」という不安にかられながら高速を走ることがなくなるんですよ!
それに比べたら、なんて快適なんだろう。
レンタルバイク
レンタルバイクを利用しています。
2人しか乗れなく、荷物もろくに詰めず、料金はレンタカーよりも高いですが、メリットはたくさんあります。
手間いらず
バイクには必須の日常点検がいりません。僕はよく自分でバイクのカスタムをしていたので、あそこのネジきっちり締めたかな? あそこ大丈夫かな? など不安箇所がたくさんありました。そして心配ごとはだいたい、高速道路 を疾走しているときに浮かんできます。不安にかられながら走るのは嫌なものです。
金食わず
車検代や消耗品代(タイヤ、オイル、ブレーキパッド等)がかかりません。乗ったことがあれば知っていると思いますが、大型バイクはタイヤ代がかなりかかります。毎年履き替える必要があり、前後変えると大体¥50,000位かかります。高い。財布にツラい。
変なバイクに乗れる
自分で買う時には絶対選ばない変なバイクに乗れます。今回レンタルしたのはHONDA NC700X DCT。
なんとこのバイク、デュアル・クラッチ・トランスミッションが搭載されています。いわゆるオートマです。ギアのシフトはF1のようにパドルシフトです。一度乗ってみたかったんですよね。
感想はというと、とても楽ちんでした。普段バイクに乗らないので、久々に乗るといつも数時間後にはクラッチを握るのが辛くなってくるんですが、コイツは握力いらず。ロングツーリングに向いています。
とはいえ、やはり物足りなさは感じました。たぶんもう乗らない。やっぱりオートマなんて邪道ですわ! ちなみに前回は3気筒のTRIUMPH スピードトリプル。これは良かったな。トルクも、上の伸びもあって楽しかった。
最後に
バイク環境は、ちょっとの間にこんなに変わりました。
レンタルバイクショップではヘルメットもグローブもレンタルできます。憧れのあのマシンで、すぐにどこにでも出かけられます。購入前にじっくり試乗をする目的にも良さそうです。 元バイカーのみなさま、もう一度バイクに乗りませんか! 楽しいよ〜!!
使用頻度が低いものは所有せずにレンタル・シェアが鉄則です。僕は車もカーシェアです。
バイクや車に限らず、自分の所有物を見なおして、身軽になってみてみるのもいいのではないでしょうか。