Bug

- IT doesn't matter -

地方小売業支援コンサルタント宣言

このブログを始めた目的は2つあります。

  • たとえわずかであっても世の中の誰かに役立つ情報を発信すること。

  • 個人としてのプレゼンス(=存在感、威信、威勢)を世の中に示していくこと。

「誰かに役に立つ情報」はいいんです。世の中にはいろんな人がいますから、この目的はおそらく既に達成しているでしょう。もうひとつが課題です。さて、34歳サラリーマンの僕がどうやって世の中に対してプレゼンスを示すのか。きっと僕と同年代の多くの方が同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。

僕は現在、小さなITコンサル会社(aegif)でビジネスコンサルタントとして活動しています。自由な働き方ができて、オープンソースにめっぽう詳しい技術者集団を擁しているのがaegifの特徴です。頭が冴えた、賢いメンバーが多く、スキのある発言をひと言でもしようものなら、ウィットに富んだツッコミが各所から入るところも気に入ってます。

一方、僕はECサイトの運営もしています。
僕の実家は岩手県遠野市で「民話漬」という漬物屋を営んでいます。昨年、父が亡くなってからは母と義兄が会社を運営しています。
販路を拡大する必要があったり、母に依存したアナログな会計作業を脱却する必要があるなど、課題は散在しています。
ECサイトは父の死をきっかけに東京で離れて暮らす僕に何かできることがないかと考えて始めました。
今まで培ったIT知識を活かし、WordPressベースに構築しました。構築にかかった費用はゼロ、運営費用はレンタルサーバ利用料(263円/月)と独自SSL利用料(2,100円/月)だけです。
現在までユルく運営してきて、積極的な販促活動はほぼ行なっていので売上は多くありません。


小さな会社のブランド戦略

小さな会社のブランド戦略

この本の1文にピピっときました。

「専門家になるために必要な資格や試験なんてないと思う。誰でも”専門家宣言”をしたら、その日から専門家。どんな専門家だって、結局、ずっとその分野の勉強を続けなくてはいけないわけだから、早い段階から「私は〇〇の専門家です」と先に言い切ってしまうほうがよい。わからないことにぶつかったら、その時考えよう。」

あと6年たてば、僕も40代。これまで比較的のんびりと生きてきましたが、そろそろ生き急ごうと思います。
武器は走りながら拾えばいいんです。
これから僕は地方小売業支援の専門家というプレゼンスを発揮することを目指します。
考えてみると、地方の小売業には経営者の高齢化や、市場変化による販路の多様化対応など共通の課題がたくさんあります。
まずは、下記から取り組みます。

  • 小さな地方企業でも運営できる低コストなお取り寄せサイトの構築・運営
    いままでのノウハウと今後の改良過程の共有します。
  • SNSを利用したマーケティング
    Facebookページを中心としたSNSマーケティングによる売上拡大過程を共有します。

将来的には、aegifの優位性でもあるオープンソースを利用した会計システムの導入にも取り組みます。地方小売業に見合った必要最低限の機能の会計システムを低コストで構築・運用できないかを模索します。

このエントリは僕の「地方小売業支援コンサルタント」としての狼煙です。
まずは遠野「民話漬」から。

▶参考リンク